「浜松まつり」の中止説明会、凧製造3社、開催を要望

NAVA@八まん連

2011年04月28日 01:11

「浜松まつり」の中止説明会、凧製造3社、開催を要望

日経新聞に記事が出ていたそうだ。
これを、直接的に経済的な影響を受けた業者さんの行動、と捉えるむきもあるだろう。

だが待った、これって本当は直接「まつりが出来なくなった」僕たちが行動しなくちゃいけない事じゃないの?

しかも、議事録もないとか???我々にとっての一大事がいつの間にか決められ (組長さえ知らない間に決められ)、議事録もない座談会程度の扱いとは!!馬鹿にされてると思いませんか?

仕事が忙しくお祭りどころじゃないのも事実だけど、3/18の決定に際しても「中止だって・・・、まぁしょんない・・・、もう変わらんら・・・、決まった事だから・・・、過ぎたこと言っても粋じゃないし・・・」こんな感じだったと思う。いわば浜松人気質というかなんというか。今回動けてなかった自分がいけないんだけど、どこかの報道によると今回の中止の決定は、市民の総意だったという事を言い切っているらしいので、その根拠とやらをしっかり説明して欲しい。今後の意思決定ルールをはっきりさせるためにも中止説明会を是非実施して、経緯を明確にして欲しい。



以下、http://wyakuman.ldblog.jp/archives/3033255.htmlから転載
参考:この意見に同意します。http://tai.hamazo.tv/e2976805.html


「浜松まつり」の中止説明会、凧製造3社、開催を要望、「決定の経緯明確に」。2011/04/26, 日本経済新聞
 
重要案件のルール作りも


 浜松市内で凧(たこ)を製造する3社は、浜松まつり本部会長の鈴木康友浜松市長に対し、5月の大型連休に開催予定だった「浜松まつり」の中止に関する公開説明会の開催を求める。多くの事業者や市民に負担を強いるのにもかかわらず、中止決定の経緯が十分に説明されていないとの主張。3社は損失の補償を求める要望書も提出しており、今後の市などの対応が注目される。


 要望書を提出するのは市内に本社を置く「一瀬堂」「上西すみたや」「すみたや鴨江店」の3社。浜松まつりは初子を祝う勇壮な「大凧揚げ」が見どころの一つで、その際に使う凧の大半を3社で製造しているという。3社は26日に浜松市役所を訪問して要望書を提出する。月内めどの説明会開催を求める方針だ。


 浜松まつり本部が東日本大震災を受けて、浜松まつりの中止を決めたのは3月18日。まつりに参加する地域の代表者の声を聞き、「開催しても参加を辞退する」といった声が多かったことなどを中止の理由にしていた。
 ただ3社が中止決定に関する会議の議事録などの提出を求めたところ、文書化されていないことが判明。浜松まつり本部がまつりを中止した際の経済への影響を把握していないこともわかった。中止決定までの議論に費やされた期間はわずか3日程度だった。


 一瀬堂などは「もっと時間をかけ、市民や事業者の声を聞く方法はあった」として、広く市民が参加できる公開説明会を求めることにした。説明会では中止決定のプロセスの問題点を確認し、まつりに関する重要案件を決定する際の、ルール作りを強く求める方針だ。


 3社の今年の売り上げは、例年の半分以下の見込みだ。今年分の注文が来年にまわっても、資材を仕入れる資金に余裕がなくなるという。3社が経営難に追い込まれれば、浜松まつりの凧の供給が滞る可能性がある。
 すでに3社は、まつり本部に対して損失補償に関する要望も提出している。一瀬堂の古橋通悦さんは「凧だけでなく、多くの企業が廃業の危機に立たされていると思う。損失が補償されなくても要望書の提出が議論のきっかけになればと思っている」と話している。