三日の合戦

NAVA@八まん連

2013年06月07日 00:16

前回のつづき。祈願祭以降の五月三日の話です。

午前中はどこの町もそうかと思いますが、初凧を一生懸命揚げました。

今年は天気は良かったのですが、風が・・・  ぜいたく言っちゃいかんですが、ちょっと強すぎでしたね。

さすがにあの風だと5帖6帖クラスだと糸がもたない。あちこちで揚げた瞬間に糸がハチきれる光景が確認できました。

うちも凧は強風に耐えましたが、糸が・・・
お施主さんたちには「凧が元気よすぎて糸を切っちまうほどですよ」とお詫びしました。


さて、午前中の予定を終え、午後はいよいよ合戦です。昨年の強風で2帖3帖クラスの在庫がなくなってしまったので、今度は今年新調した3帖の出番です。


午前中に初凧を揚げていた会場西南角の風カミ側で揚げ付けし、さぁ、と周りを見渡すと、どこもまだ初凧の真っ最中。初凧以外の組に声を掛けても、今からの初凧のための場所取りだとか・・・


しかたなく風下方面を見渡すと、遥か遠く、東南の角に「船」の凧印が。

すぐ横には「マ」の印も見える。両方とも初凧ではなさそう。


「あそこかぁ~」と思ってはみたものの、会場の端から端まで他の揚げ糸をかいくぐりながら凧を揚げたまま前進しなくてはならない。そう思いながら前進をはじめ、何町かかいくぐると、突然上空はオールフリーに。


「行くぞ~」「全員糸に付け~」

そこからは糸枠もろとも場内中央を  声をあげながら全力疾走。


いゃぁ、これは気持ちよかった~。


あとから思ったのですが、どうせならもっと砂煙でもワザと巻き上げながら突進すればよかったかな。
もちろんラッパは突撃ラッパで。


<僕の脳内イメージです>





合戦もおもろかった。最初は鳩・船・マの3町ではじめたものに鴨北が加わり、そのうち「ひ」が入ってきて、その後は、た組「宝珠」「成」「ト」「東」・・・10町以上が絡む大合戦。
初日から大いに盛り上がりました。やっぱ、こうでなくっちゃ