メイキングオブ屋台展4

NAVA@八まん連

2009年03月07日 15:36





彫刻の他に提灯、幕、お囃子連の藤絹の法被、建築時の資料展示の準備を行った。特に軒提灯は40年以上前の物が大切に保管されており、その屋号入りの提灯を当時の住宅地図に基づき屋号順に並べると言う凝りよう(主催者発案)。この提灯は展示が終わったあとも五月の本番までそのまま飾られる事になった。
これら展示品の他にも写真の記念冊子を準備。これは主催者の中村善太氏が多忙の中連日睡眠3~4時間で完成させた力作であり、全部で30頁あまりに渡る。内容は町の概要として町勢と町の歴史、屋台解説、浜松屋台の戦前戦後に関する記述など、いずれも氏の学んだ歴史学的アプローチを使ってまとめられており貴重な資料と言える。





さてこれらの準備を経て開催された屋台展ですが、町内外から多くの方々が見えられたようで「町民同士の繋がりを保つ事が出来、すばらしい町とみんなが再確認できた」という事で自治会長さんもたいへん喜ばれていた。
今回このような行事に少なからず参画できて貴重な体験が出来たと思う。
また住民の関係が希薄になったと言われて久しい現代において防災・防犯上も町民同士の繋がりは必要であり、その為にお祭りの果たす役割がある事もあらためて再認識した。

「地域結束に貢献した屋台の写真など披露」中日新聞掲載記事

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