平成29年浜松まつり お疲れさまでした
平成29年浜松まつり、無事終了しました。
現場でお世話になったみなさん、ありがとうございました。お会いできなかった方も多かったと思いますので、また飲み会等ありましたらお誘いください。
さて、今年は三日間とも好天に恵まれましたね。特に五日は写真のように快晴の下で沢山の凧が揚がり、思わず「ひと目みせたや糸目の数をよ~」と口ずさんでしまいました。天気が良くて空気がクリヤーだった他に、以下の条件が重なったのでこんなに絵になる凧が出来たんだと思います。
・この時間は子供凧揚げの時間で、各町が一斉に凧を揚げた
・南風のため会場を東西を目いっぱいに使うことが出来、沢山の凧が揚がった
・これ以上に糸を出すと揚げ糸の重みで揚がらなかったり松に掛かったり、各町だいたい同じ距離で揚げていた
こんなふうに推定しますがいかがでしょうか。
いずれにしても凧のまつりです。来年のポスターはこんな感じの写真を使って、是非どんなまつりか内容が伝わるものにしてもらいたいと思います。
今年、ひさしぶりに「合戦」という映画を見ました。「映画合戦を語る会」のブログも覗いたのですが、監督の青池憲司さんのとても良い言葉が残されていました。
以下語る会ブログから引用-
【映画『合戦』は何をえがいたか】
これは、見ていただければ瞭然のことですが、若干の蛇足を書きますと、わたしがこの映画で提示したかったことの一つは「コミュニティの力」です。
凧揚げの醍醐味は、合戦場でのあの勇壮さにあることはいうまでもありませんが、わたしが、それとおなじように興味をもって映像にしたのは、コミュニティ(町内)の人たちが5月の3日間へ向かって準備を進めていくプロセスでした。凧を揚げるという目的のために、老若男女が知識や知恵や技術を出し合い、恊働する。
——そこには、上下の人間関係ではなく、みんなが横一線で自分の持てる力を発揮する姿がありました。そんな「コミュニティの力」を、わたしたちの日常生活にも活かせたらといいな、といまでも考えています。
-引用終わり
これからの凧人生でも大事にしていきたい言葉です。
オリジナル
(写真は昔見た景色を求めて南斜面より筆者が撮影)
関連記事