平成22年凧 当日日記3

NAVA@八まん連

2010年05月09日 17:28



「またか!」

三日の凧場でまず思った言葉です。前評判では三日四日は風が出るだろうという予想でしたが蓋を開けて見れば全くと言っていい程の無風、三年連続のツライ初凧揚げの日になりそうです。

開会式前に二枚ほど練習がてら揚げ付けを試み、開会式もトライしましたが開会式30秒後には一枚も揚がっていない状況で、これでは仕方ありません。幸いなことに初凧の時間帯は午後に設定されている為あとは風が出るのを待つしかありません。

しかし風向きが東よりから真南の風に変わっただけで一向に吹かず、一枚目の初凧は申し訳ない結果になってしまいました。二枚目の初凧の時にようやく風が出てきて、手揚げ付けで四~五回ガラ出し→その後テギで引き込みという一応絵になる所までは出来ましたが、両初凧とも翌日に再トライという事になりました(お施主さんが現場入りしていれば何日でも揚げるのが基本。幸い凧には熱いメンバーの初でしたので翌日も来て頂ける事になりました)


午後三時近くになるとようやく風も安定し、疲れてはいましたが、どうしても一枚は納得した形で揚げないと済まされない状況でしたので町内凧を続けて揚げました。凧はスムースに揚がり、一応面目は保てましたが松林に揚げ糸が複数箇所で掛かってしまい、思うように上昇していきません。何度かトライしても一向に外れてくれません。


「おい、合戦行くぞ!」「本部前のO町とは話しがついてる」
ここ二年まともに風が吹いておらず、各町みんな相当に鬱憤がたまっている。町内凧の場合だったら揚がれば即合戦突入指令が出ていたが、それは自分とて同じこと。この日の為に春秋問わず、みんなで練習を重ねて来た。

「多少荒っぽいけど、このまま突入しちゃいましょう」「OK、それでいい」

いよいよ本年度の初戦です。

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