平成22年凧 当日日記6
五月四日 昼
10時前に現場入りすると既に無数の凧が大空を覆っている。
こんな光景を見るのは何年ぶりだろうか。なんだかあらためて凧祭りっぽさを感じてワクワクしてくる。
我が町は今まさに三町で合戦を開始しようとしている所だった。
「パツン!」 「パツン!」
糸の張りも上々で、見事に二町を切って落とす。昨日からも含めて連戦連勝だ!
お施主さんが到着し、初凧に切り替えると今日はなんの問題もなく上空に吸い込まれていく。
お施主さんも良く分かってる人で、やる気もまんまんだから揚がったと思ったらすぐに前に出て行こうとしている。次のお施主さんも揚がってすぐに合戦に突入し、この日は昼メシ時を除いてほとんど合戦、
10時から14時過ぎまで三回戦だった。
回数的にもお腹まんぶくだけど、「こういう合戦をしてみたい」と思っていたことが今年は出来た。
・昔はよくやった記憶のある1対1 or 1対少数の合戦
・電線から離れた位置での、絡み目が間近に見える糸の動く合戦
こういう合戦を知らない若い子らも、想像以上に楽しかったようだ。
やっぱり町内が一体となって戦うのは楽しい。これからも続けていきたい。
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