戦前の屋台 その2
まずは昨日の続きです。
この紋と
この文字
組み合わせると
連尺町の戦前の屋台と思いますが、いかがでしょうか?
一台飛んで4台目、最後尾の屋台は鴨江町の旧屋台だと思います。
こちらの写真と比較してみてください。
鴨江町の旧屋台は小沢渡町の屋台として現役で活躍中です。八幡町(現:水窪町八幡若連)、野口町(現:貴布祢みゆき連)とともに戦災を奇跡的に免れた現存する戦前の屋台です。
さて、そして残る一台はどこの屋台でしょう?
拡大しても提灯に町名は確認できないし、幕もそれと分るものはない。
う~ん、どこかで見覚えのある屋台なんだが・・・
どこかにヒントがないものかと舐めるように写真を見ていると、伝馬町の屋台の近くに旗があるのに気づきました。
旗部分を拡大してみると・・・
旗印に足? もしかして奴さん?
やっぱりそうだ! って事は3台目は馬込町の屋台で、曳き綱を伸ばして先頭が伝馬町屋台まで来てるシーンかな?
ここにも奴さん発見。
やっぱりそうだ。
と、いう事で全屋台が判明。一枚の写真でここまで楽しめるなんて。
提灯などの文字にしても凧印にしても、研究会活動でさんざん見まくっていたからここまで楽しめるんだと思います。今後も研究会の報告会などの企画があると思いますので、興味のある方はぜひ足をお運びください。
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