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2012年07月29日

浜松八幡宮の歴史


浜松八幡宮の歴史


週末ともなれば何組もの結婚式でにぎわう八幡様。最近でパワースポットとしても人気とか。

言うまでもなく我が八幡町は八幡宮のお膝元に位置しており、我が町の歴史を語るうえで言及せずにいられないという事で、振り返りの意味で八幡宮の歴史について書いてみます。


浜松八幡宮の鳥居をくぐってすぐ右を見るとご由緒が書かれており、そこにはこう書いてあります。



社伝及び郷土史研究に基づく由緒

 社伝によれば、仁徳天皇(記紀に記された5世紀前半の天皇。応神天皇の第四子)遠津淡海の海運安穏のため、海神、玉依比売命を現・小沢渡の許部の里にお迎えしたとあります。

この許部神社は「延喜式」の敷智郡六座の神の中に登録され、極めて由緒ある神社であります。

その後、938年、朱雀天皇(923~52在位930~46)天慶元年(938)に、神託によって当地に遷されました。その節、白狐が老翁の姿となって「浜の松」を移し植え「浜松」の地名に成ったとも伝えられております。
この翌年平将門(?~940)が常陸(現茨城県の大部分)で、翌々年藤原純友(?~940)が伊予(現愛媛県)で反乱を起こしたため石清水八幡宮の神霊に頼る信仰が盛んになった頃でありました。
(全国神社祭祀祭礼総合調査 神社本庁 平成7年)



これを読むと、今からなんと1074年前に当地に遷された、とあります。すごい!
そして許部神社は「延喜式」の敷智郡六座の神の中に登録され、極めて由緒ある神社とあります。



ひとくちに天慶元年(938年)といわれてもピンと来ないですね。そこで歴史の授業の振り返りです。


645年 大化の改新
794年 平安京に都を移す
平安時代 794年-1191年 (参考:966年、清少納言生まれる。978年、紫式部生まれる)
鎌倉時代 1192年-1334年
南北朝代 1335年-1392年
室町時代 1401年-1573年
戦国時代 1573年-1600年
江戸時代 1603年-1867年



徳川家康が江戸に幕府を開いてから現在まで410年。逆に江戸開幕よりも665年も前からこの地に鎮座されていたという事です。想像もつかない神秘の世界ですね。


 

※1 記紀(きき)とは、『古事記』と『日本書紀』との総称である
※2 仁徳天皇=応神天皇の第四子。応神天皇=品陀和気命(ホンダワケノミコト)=八幡大菩薩



(つづく)




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Posted by NAVA@八まん連 at 23:54│Comments(0)歴史
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