2009年04月20日
雲立ちの楠と初凧

先週に引き続いて昨日は二枚の初凧糸目付けを行いました。それが終わったあとは中日新聞さんの初子特集号用の写真撮影。
糸目付けは従来から浜松八幡宮境内をお借りして行っているのですが、糸目を付け終わった今年の初凧を雲立ちの楠をバックにして写真撮影を行いました。雲立ちの楠と言えば三方原合戦で敗走する徳川家康が楠の洞穴に隠れて武運を祈願した際、楠の上に瑞雲が立ち上り、神霊が白馬に跨り浜松城方面に飛び立ち、その吉兆を受けて家康も難を逃れたという話が有名ですが、もうひとつ八幡太郎義家(源義家)にまつわる伝承があります。
八幡太郎義家が11世紀に奥州征伐の出陣の途中にこの地で参籠し、源氏の氏神である八幡社を喜び、歌を詠み、社前の楠の木の下に旗を立てて武運を祈願したとの伝承(御旗楠の伝承)です。
八幡太郎義家は文武両道に秀でた名将と言われており、それにあやかるべく、ゆかりのあるこの雲立ちの楠の前で初凧の撮影が出来て本当に良かったと思います。
この撮影に向けてご尽力いただいた組長、青壮年会会長はじめ町内関係者の皆さん、浜松八幡宮および楠倶楽部関係者の皆さん、ご協力ありがとうございました。
追伸
撮影を終えて凧を運ぶ際、神風が吹きましたね。僕は吉兆だと信じています。またあらためて八幡宮を参拝するつもりです。
http://www.musyae.com/enoboriHachimantaro.html
Posted by NAVA@八まん連 at 19:36│Comments(0)
│凧
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