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2009年12月01日

子ども手当て

本当に困っている人に行き渡り、扶養控除廃止などの不公平な税負担にならなければ良い案だとは思いますが、財源問題も含めまだまだ課題は多そうですね。そんな中ひと足お先に子ども手当てをもらっていた人がいるそうです。この人。


子ども手当て



子ども手当ての金額は9億円とも13億円とも。もちろんそんな金額の手当てが有り得る訳もなく、巷では「違法子ども手当て」と言われ、あと一歩の所で流行語大賞を逃したとか。

ご本人さんはまったく知らなかったとか、貸付だと思ったとか主張しているようですが、どこの世界に借用書も担保も返済計画もなく10億貸してくれる人がいるというのでしょうか?自分の周りで10億の金が動いているのに知らなかったとかどういう金銭感覚・危機管理なんでしょうか。


社会常識的には特定の支持政党の話しをしたりする事はタブーですのでこれ以上良否に言及する事は避けますが、許せないのがマスコミ。

実は鳩山首相に関するこの疑惑(献金の虚偽記載疑惑)は選挙前の6月下旬から国会の場でも追及されていたのですが、ほとんど報道されていません。また釈明会見もマスコミに向けて大々的に行なったものの、その会見内容はほとんど報道されていませんでした。そして最近になってその原資の10億円近いお金の出所が母親からのものと分かったのですが、これは政治資金規正法違反もしくは贈与税の脱税行為が疑われるものです。正当に贈与税5億円を収めていれば事業仕分で廃案にされなくて済んだ事業もあるかもしれません。


ですが現職の総理大臣にこのような疑惑があるのにテレビではほとんど報道されていません(新聞では一応1面記事であったりします
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/091129
/crm0911290230000-n1.htm)


かつてテレビでは自分のお金でバーに通っていただけの人をさも大悪党のように連夜放送していました。
かつてテレビではカップ麺の値段を分からなかったと言ってさも大悪党のように連夜放送していました。
かつてテレビでは漢字の言い間違えは人にあらずと言わんばかりにさも大悪党のように連夜放送していました。
かつてテレビでは絆創膏を貼ってただけで大騒ぎし、絶命にまで追い込む事もありました。

おかしくないですか?

あいつの方が悪かったとかこの政党の方がダメだったのかの議論をするつもりはありません。しかし放送法で公正公平な報道を規定されてるのに、一体どういうことなんだ?と思わざるを得ませんし、意図して特定の者を過剰に非難し、特定の者の事実を過小に報道して世論を誘導しているとしたら薄気味悪くて仕方ありません

ちなみに本日のNHK21時のニュースの内容です。
・師走のアメ横
・ストーブ列車
・デフレと予算
・事業仕分け
・流行語
・沖縄返還密約
・訪問販売法
・原爆症認定
・母子加算
・EEZ管理
・気象情報
・スポーツ
・沖縄返却時密約について個人的見解を主張

以上この偽装献金疑惑に関する放送は一切なされませんでした

さて、世論調査によると現総理大臣の支持率は70%近いそうですね。

先の衆議院選挙での得票率が35%(議席数ではなく得票率、投票率×連立政権の得票率)ですのでにわかには信じがたいのですが、これも作られた世論でないことを望みます

追伸
この母親に対しては検察による事情聴取が予定されていましたが本日母親が入院されたそうです。政権が交代しても変わらないものは変わらないですね




Posted by NAVA@八まん連 at 23:11│Comments(0)
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