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2011年11月28日

陣屋から見る凧の原風景

昨日の記事に書いた「威勢のよい大人たちが凧場を駆け回っていた光景」は、子供の頃に陣屋から見たシーンを思い出して書きました。
昔は陣屋が会場内にあって、揚げ付けも、糸切りを仕掛けるのも、糸切合戦もすべて間近で見る事ができたのです。参加町が増えてからは陣屋は会場外になってしまい、その光景もしばらく見れませんでした。なんで古くからやっている町内がシワヨセを食わにゃあかんねん。

最近になってようやく一部ですが場内に陣屋が戻ってきました。これは4年ほど前に陣屋が場内に割り当てられた時の写真です。揚がった凧を、他町の凧を抜きながら陣屋の目の前に持ってきて、みんなニッコニコ。ちょうど子供凧揚げの時間だったので陣屋前で子供たちにも揚げさせました。


今年平成23年は三年ぶりに陣屋が場内にくるはずだったんだけど中止。来年も頼みますよ本部さん。
陣屋の前で凧揚げて、陣屋の前で合戦やって、お施主さんや子供たちに見せる事を今から楽しみにしています。


何年か前から場内にもどった陣屋ですが、そり陣屋の前でどっかり座り込んでいる組や、凧を並べて置いている組をみかけましたが、陣屋の前ってそんな場所だっけ?

自分の記憶では陣屋はだいたい風上に位置していて、凧が揚がったら横に動いて糸を掛けに行くために廻りこんだり、そのように勝負を仕掛ける為の殺気だった場所だったと記憶しています。場内では糸が生きているか死んでいるかで相手との優劣が決まり、仕掛けに行く糸はもちろん生きている訳だから、糸枠付近の旗も降ろしてよけたりするのがルールだったと記憶しています。何年か前に横に動いたら休憩中の軍団がいてビックリした事がありました。

文章がヘタなので動画で見てもらいましょう。
邪道かもしれませんが、こうやって風上で仕掛けて一気に突入した記憶がたくさんあります。「全部掛けちまえ!」「イヤなら降ろせ!」そう叫んでいる声が聞こえそうです。






こんなのが突進してきたら避けるしかないですね。この土煙を巻き上げるシーンが私の知る現場・陣屋前のシーンです。



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Posted by NAVA@八まん連 at 23:32│Comments(0)
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