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2011年12月03日

名人の教え


「凧は揚がってるだけじゃいかん。合戦をしてこそ、浜松の凧なんだ。初凧でも何でも、揚げた以上は合戦の凧」

鈴木勇美。89才。凧を揚げる人で、その名を知らぬ人はいない。戦前から凧と共に人生を歩いてきた。「昔は初凧でも合戦にかけたものだ。」

浜松まつりが今の名称になったのは昭和34年のこと。それまでは『浜松凧揚げまつり』といった。馬込川の東と西で川を挟んで合戦をしたのが始まりだという。
揚がっている凧を切る戦争。凧は揚がって当たり前。いかに糸をかけるかを楽しんだ時代。揚げるための凧ではなく、戦うための凧。それは、男子の逞しい成長を願った初凧へも通じている。


(天神町 鈴木勇美さん。第8代凧揚本部会長。凧を熟知した、本当の『名人』である。)

タウン情報はままつ別冊 平成四年版浜松まつり「初」より



浜松固有の貴重な文化・伝統を築き上げてきた先輩たちが、今の憲法をみたら腰抜かしそうだ



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Posted by NAVA@八まん連 at 02:05│Comments(0)
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