2011年07月10日

醍醐味

・白根大凧合戦 : 大凧を揚げて絡ませ、凧の綱が切れるまで力いっぱい引き合う
・三条凧合戦 : 旧暦の端午の節句の時に行う町内単位の争い。道具や滑車を使ったり摩擦力で切る。
・いかざき大凧合戦 : 元々は『初節句行事』その特徴は「ガガリ」とよばれる刃物を糸に仕込みそれぞれ相手の糸を切りあう勇壮さにある。
・田原の喧嘩凧合戦 : 市の無形民俗文化財にも指定されている「けんか凧合戦」では、凧糸にガラスの粉をつけて、凧を自由自在に鮮やかに操り、お互いの凧糸を切り合う

凧合戦でネット検索すると各地の主要な凧合戦の内容が分かります。
昭和三十年代の浜松百撰では浜松の凧も、「なんといっても醍醐味は凧糸どうしを切り合う合戦」と書いてあります。

大先輩からも浜松の凧は揚げるのが目的の凧揚げ大会じゃなくて凧合戦だ、勝たなきゃならんのだと教えてもらい、自分もそう思ってるのですが、そういう事を声高に言うと変わった人扱いされるような雰囲気を時々感じます。もしくは、お前ごときがそんな事かかなくってもそんなのあたり前、昔からやってる事だと言われるか。

まつりに対する考え方や価値観が二極化してるのかもしれませんね。


やはり「浜松まつり」という名前になった事により何をやる祭かがぼやけてしまったのでしょうか。このブログでも、合同練やパレード、何やらイベントなどやるのが浜松まつりでしょ?というコメントをいただいたりしています。時間の経過や参加環境の変化と共に、合戦をやる祭りという認識はどんどん薄らいでいってるのかも知れません。
ショックな事にgoogle検索で「凧合戦」で検索してもなかなか浜松と出てこないのですから。


合戦が主か否かも考え方・価値観が分かれるかも知れませんが、なんの為に規約で糸の太さが決められているのか、なんのために「先廻り」という役が存在しているかを考えれば、答えは明白じゃないかと思います。
醍醐味




Posted by NAVA@八まん連 at 23:48│Comments(0)
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