2012年06月25日
浜松まつり ポスターの原点?

戦前の浜松まつりの写真として紹介してきたシリーズの続きです。
どうです? このシンプルでダイレトクトな表現。
おねぇちゃんが腕組んで斜に構えてるポスターじゃ、何をやるまつりかも伝わってこないと思うのですが、これなら浜松のまつりが何たるかばっちり分かりますね。
今年の凧直後に東京の人は浜松餃子は知ってるけど浜松まつりは知らないなんて新聞記事があったけど、そりゃ何をやるまつりか分からなきゃそういう結果にもなっても不思議じゃない。
ここらで思いきって名称も「浜松凧揚祭」に原点回帰したら、いろんな誤解も解けるんじゃないかな。今じゃ、やっている人たち(参加者・参加町)でも誤解してるんじゃないかと思う事が多々あるので。
「凧組若連」 最近、研究会で取り組んでいる町名表記の参考。この時代から混在。ちなみに法被の腰柄は吉原繋つなぎで帯は輪つなぎ、しかも"法被の前は合わせない"という超浜松伝統のスタイル。

屋台の提灯も「凧組」。いかにも昔ながらの凧っ!って感じです。

今年の規約改正で"原点"なるものが明文化されちまいましたが、こうやってみると何が原点なのかよく分かります。

Posted by NAVA@八まん連 at 23:47│Comments(2)
│凧
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。
今のように、やれマーケティングがどうだとか、やれ広告波及効果がどうだとか、よこしまな考え方が全くない素晴らしいデザインだと思います。
現在のポスターなどのデザインは、あまりにも色々な事を詰め込もうとして、返って肝心な事がぼやけてしまうことが多いですよね。
残念な事です。
今のように、やれマーケティングがどうだとか、やれ広告波及効果がどうだとか、よこしまな考え方が全くない素晴らしいデザインだと思います。
現在のポスターなどのデザインは、あまりにも色々な事を詰め込もうとして、返って肝心な事がぼやけてしまうことが多いですよね。
残念な事です。
Posted by ろう at 2012年06月29日 21:58
>ろうさん
いつもありがとうございます。
ここ何年かの浜松まつりのポスターですが、やっている人たちが思っている我らが凧と、ポスターに描かれている世界があまりに違う。きっとよく知らない人が表面的な瞬間だけを捉えて図案化しちゃってるんだろうな、と思うようなものが多かったです。たとえば凧の糸目の親が四本とか(笑)
それは極端な例ですが、ポスターに描かれているシーンをイメージしても「そんなんでお客さんが来る気になるのか?」と思ってしまう事が多々。
ただこれも、濃いぃ~連中はそう感じても、世間一般の浜松まつり参加者からすれば、やってる事そのままなのかもしれませんが。
いつもありがとうございます。
ここ何年かの浜松まつりのポスターですが、やっている人たちが思っている我らが凧と、ポスターに描かれている世界があまりに違う。きっとよく知らない人が表面的な瞬間だけを捉えて図案化しちゃってるんだろうな、と思うようなものが多かったです。たとえば凧の糸目の親が四本とか(笑)
それは極端な例ですが、ポスターに描かれているシーンをイメージしても「そんなんでお客さんが来る気になるのか?」と思ってしまう事が多々。
ただこれも、濃いぃ~連中はそう感じても、世間一般の浜松まつり参加者からすれば、やってる事そのままなのかもしれませんが。
Posted by NAVA@八まん連 at 2012年07月01日 23:16
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