2009年01月25日
ざざんざの松 3

浜松八幡宮にある由緒が記された石碑には次のような事も書かれています。
「1432年、後花園天皇永享四年、義教将軍が富士山を慕って駿河へ下向した際、先述の小沢渡町より移した松が成長して臥竜の様に這い伸びている姿を見て、「浜松の音は颯々」と謡ったといい、この松を「颯々の松」と語り伝えられてきました。この縁起は、現在、野口町に石碑が残されていますが、昭和20年の空襲によって焼失して、今の松は三代目であると郷土史・『浜松の史跡』で述べております」
「臥竜の様に這い伸びている姿を見て」と書いてあります。今では野口公園の片隅にひっそりとたたずむざざんざの松ですが、かつてはかなり大きな松だったようですね。
では「臥竜の様に這い伸びている姿」とはどのような姿なのでしょうか?
このページにある絵を見てください。
松の幹が横方向にかなりの長さで伸びています。これぞ臥竜!どのくらいの長さになるのか分かりませんが、絵の様子からすると数十メートルか、もっと伸びているようです。
<この松は実は八幡宮まで伸びていた>
そんな説があるのです。信じられますか?
ざざんざの松があった位置と八幡宮は100m以上も離れています。
大きな地図で見る
次回は八幡宮とざざんざの松の関係について書いてみます
Posted by NAVA@八まん連 at 23:08│Comments(0)
│マニアック
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